【千葉のマッターホルン】千葉唯一の「岳」伊予ヶ岳、スリルまったり登山!?

2023年5月13日土曜日

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2月18日(土) 晴れ

大分前に行った山の投稿になります。

千葉県のマッターホルンこと、伊予ヶ岳に行ってきました!

伊予ヶ岳は千葉県唯一「岳」の名がつく山で、標高はそんな高くないのですが、
岳の名前に負けず劣らず険しい山でした。
結構初心者や、体力がなさそうな人も登っていたのですが、ある程度経験を積んでから
来た方がいいかな、、、と思った山でもありました。

それではご覧ください!

伊予ヶ岳山行の概要

 伊予ヶ岳山行のコースタイム

(11:50)伊予ヶ岳登山口=(12:14)伊予ヶ岳(南峰)=(13:34)伊予ヶ岳(北峰)=(14:24)伊予ヶ岳(南峰)=(14:48)伊予ヶ岳登山口
合計約3時間のコースタイムです。

 伊予ヶ岳について

伊予ヶ岳は千葉県南房総市に位置する標高336.3mの山です。
その突き出した峰の形から千葉のマッターホルンと呼ばれています。
またタイトルにもあるように千葉唯一の「岳」が付いた山です。
名前の由来は、伊予の国(愛媛県)の名峰石鎚山に姿が似ていることから来ているらしいです。
なんでも、古代神話の時代に愛媛から千葉に有力者が引っ越してきて故郷の山に似ていることから
伊予(愛媛の)山→伊予ヶ岳になったということ。
また、山頂近くには雨ごいの青龍権現がまつられていたり、中腹には頼朝の伝説が残る
「鳩穴」があったりします。
(今回鳩穴は見つけられませんでした。)

 伊予ヶ岳の植生について

伊予ヶ岳に行ったのはまだ2月でしたので早春でしたが、様々な植生が見られました。
個人的にはフキノトウが見られて清少納言ばりに春を感じました。
スミレ

テイカカズラ?

アオキ

フキノトウ

カワツザクラ


ヤツデ

フユイチゴ

 登山口までのアクセス

東京駅から、高速を使って2時間程度。
アクアラインを降りてから1時間ちょっとです。

伊予ヶ岳山行の詳細

 駐車場~登山口

道路から鳥居をくぐって、神社の境内に入っていきます。

駐車場は境内にあります。
この日は土曜日で晴れということもあり、12時近くに駐車場に着いた時には8割近くが埋まっていました。

駐車場から登山道へ向かう途中に御神木発見。
なんと樹齢約1000年。この山自体の歴史を感じます。

登山道の入り口はわかりやすくなっています。
ヤマップに道迷いポイントで記載があったのでもしかしたら設置したのかも。。。

登山口の看板の近くにマムシ注意の案内が、、、
今回の登山では出会いませんでしたが、要注意です。



 登山口~休憩所

登山口からまったり登山開始。
登山道は整備されていていい感じ。

わかりにくそうな分岐には看板を立ててくれています。
登山者も多いためしっかり手が入っている印象。

しばらく歩くと尾根に合流。
頑張って標高を上げていきます。

尾根を上がったところで、分岐。富山にも行けるみたいです。
もちろん伊予ヶ岳方面に進んで行きます。

トラバースした感じの道を進んで行くと、休憩所到着。
地形図を見ると一気に標高を上げることになるので、ここで一休みします。

休憩所もしっかりと屋根付きで作られています。いい感じ。

眺めも良し。

 休憩所~山頂(要注意ポイント)

休憩所で体を休ませたら、山頂に向かってアタックしていきます。
休憩所には注意喚起の看板がありました。
危険とのことで、気持ちを新たに山頂に向かっていきます。
※伊予ヶ岳で4月に死亡事故が起きています。皆さん、装備や訓練をしっかり積んだうえで
 行きましょう。

最初は階段を上がっていきます。
登山あるあるかもしれませんが、意外と坂よりも階段の方がキツい(笑)

数分あるくと岩場到着。写真でもわかると思いますが、かなりの斜度を上がっていきます。
まったくの初心者でこれはちょっと危険。
当日も木の棒を持ちながら登っている方もいらっしゃいました。
岩場の上り方について本を読んである程度の知識を備えていくか、経験者と一緒に行くことをお勧めします。岩場の基本は三点支持ですので忠実に行きましょう。

さすがに、少し腰が引けながら登りました。
そんな感じで、やっとこさ急騰を登るとすぐ伊予ヶ岳(南峰)に登頂。

頂上は鋸山のように岩が先に張り出していて、
岩の先まで行けるように、鎖が張ってあります。

頂上からの眺め

南峰での景色を堪能したら北峰に向けて歩き出します。
南峰から15分程度稜線を歩いていきます。

北峰到着!看板などは特になく、三角点がありました。

春の、のどかな感じがいいですなあ。

頂上で気になる道しるべを発見。「祠」と書いてあります。

道しるべの方に道が有ったのでとりあえず行ってみることにしました。

5分程度降りると祠みたいなものを発見しました。
もしかしてこれが下の看板にあった、青龍を祀ったものなのかもしれません。

来た道を戻って北峰で昼食。肉だしうどんを食べました。
しかし山の頂上で食べるカップ麺てなんでおいしいんでしょう。

腹ごしらえもしたので、下山していきます。

 下山

休憩もほどほどにして、下山していきます。
最初は稜線を歩きます。

すぐに尾根に入り標高を下げていきます。
登りの急騰ほどではないにせよ斜度が結構あります。

30分程度歩くと桜の広場の道しるべがありました。

ここからは平らな道でした。道しるべに従って歩いていくと、桜の広場に到着。
2月だったので、早咲の河津桜が咲いていました。散りかけでした。

きれいなピンク色で春の訪れを感じました。

桜の広場からは、15分程度で行きの時にあった休憩所に到着。
駐車場へ戻りました。

伊予ヶ岳は、標高の低い山ですが、途中ほぼ崖登りの難所などもありました。
完全なまったり登山ではなく、スリルまったり登山といった感じでしたが、
コースタイム自体は短く、いい感じの山でした。
体力に自信があってある程度崖登りも大丈夫そうな方はぜひどうでしょうか。

おまけ〜温泉に行きました!〜

帰りは、駐車場から車で15分程度の笑楽の湯に行きました。
大人500円でした。なかなかいい湯でしたよ~。



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プロフィール

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足立区, 東京都, Japan
20代足立区在住。バイクで登山口まで行って、まったり山登りをすることが多いです。 元高校球児で、学生から登山を始めました。今は経済団体職員をしながら休日にまったりハイキングを楽しんでいます。
▶twitter  まったり登山 コウタロウ

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