2022年3月20日(日) 晴れ
埼玉県入間郡越生町の大高取山に登りました。
梅の名所として雑誌「山と渓谷」に掲載されており、越生梅林も有名。季節的には終わりかけですが行ってみました。
果たして梅は咲いているのか、、、ぜひご覧ください。
山行の概要について
コースタイム
越生駅(9:40)=弘法山(10:30)=越生梅林(11:20)=神ノ座山(12:16)=大高取山(12:25)=幕岩展望台(13:00)=根っこ山(13:40)=西山高取(14:00)=無名戦士の墓(14:20)=越生駅(14:50)
大高取山ついて
大高取山がある越生については梅林が有名で、水戸偕楽園、曽我梅林に続き関東3大梅林として数えられています。大高取山は越生梅林の南にある標高376mの山です。越生(おごせ)は難読ですが、秩父山地に接しており関東平野との往来は尾根越しだったため尾根越し→尾越し→おごせとなったという説があるようです。かの有名な柳田國男さんもおっしゃっているようです。
参考:山の神とヲコゼ
大高取山 登山コースの詳細
越生駅を出発最初は街歩きから
越生駅を降車。リニューアルされたという立派な駅舎。
駅舎の中に、越生10名山の投票イベントのポスターがありました。
3月10日時点だと、1位が大高取山、2位が顔振山(渋沢平九郎が通った山)、3位が上谷の大クス山でした。
結果については観光協会のホームページに掲載がありました。
最終的には2位と3位が入れ替わったようです。
駅舎を出発し、まずは弘法山を目指します。弘法山は諏訪神社の境内にある標高165mの山です。
駅を出るとすぐに歓迎の看板がありました。アットホームな感じがしていいです。
弘法山に向けて、市街地を歩いていきます。
途中登録有形文化財の絹織物商の暮らしぶりを伝える住宅がありました。
歴史を感じます。
標高も低いし所詮神社の参拝だろと高をくくっていいましたが、階段も多く思いのほか大変です。しっかりと登山でした。
しかし、神聖な雰囲気と自然が気持ちを癒してくれます。 来てよかった!
山頂到着!実は今回から新しい仲間をもっていきました。トトロたちです。
ちなみに小トトロは「ミン」中トトロは「ズク」という名前があるんだそうです。
これから、ぶーんと、登山道に多く登場すると思いますのでよろしくお願いします。
弘法山山頂からの景色です。越生の街を一望でき中々よいです。
ここでおにぎりとか食べたらおいしいんだろうなぁ。
と思いながら昼食は大高取山まで取っておきます。
下山し、お社まで戻ります。菩薩像がありましたので一枚。
しかし、後で調べてみるとどうやら写真左端の子育て観音が有名みたいです。
弘法大師作と伝わっており乳房をかたどった縫いぐるみを奉納する風習があるそう。
そんな面白スポットだったとは。。次行ったときはリベンジしたいです。
越生梅林を散策
弘法山を下山し、越生梅林へ向かいます。
色々なところに看板が立っていたので、迷わなくて済みました。
梅の花は若干散りかけでしたが無事に咲いていました。よかった!
ちなみに梅の花には色ごとに花言葉があり
紅梅:あでやかさ 白梅:気品 です。
また梅全般には「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」といった花言葉があるようです。
菅原道真の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」
訳:(元居た)京の梅よ。春になって東の風が吹けば(左遷された西の太宰府まで)匂いを届けておくれ。主人の私(道真)がいなくても春を忘れるなよ。
の歌は有名ですね。ここからも忠実さが感じ取れます。
大高取山の登山道については円通寺の横にあります。
大高取山の看板が見ましたので、これに合わせて向かっていきます。
登り始めてから1時間もしないくらいで山頂に到着しました!
これが幕岩です。大きい岩だったのですが、写真だと伝わりにくいですね。。
展望台に戻って西山高取を目指します。
山頂からは、生越の町が一望でき、景色はよかったです。
弘法山で昼食を我慢してよかった。ここで昼食を食べました!
そこから幕岩を目指していきます。
大高取山から稜線を歩くとすぐに案内看板がありました。
30分程度歩くと幕岩展望台に到着。
せっかくなので下に降りて幕岩をのぞいてみることにしました。
ここで、道迷いポイントですが、西山高取の分岐は幕岩展望台の手前にあります。
標識は気に打ち付けてあるだけです。こういうのもいいですね。
すこし歩くと西取高山への分岐がありました。
どうやらトラバースして降ることもできるようなのですが、ここはもちろん登ります。
西山高取到着!
世界中に同様の施設があります。詳しくはこちら
無名戦士の墓からはコンクリート舗装された道になっており、登山終了となります。
まとめ
今回の大高取山ですが、山だけでなく梅林や街そのものが観光スポットとなっておりとてもすべてがよかったです。よかったら皆さんもぜひ訪れてみてください!
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