登山初心者の最初の一歩|登山三種の神器の選び方

2023年6月8日木曜日

山のノウハウ

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コウタロウが使っている三種の神器


登山初心者の最初の一歩|登山三種の神器の選び方

登山を始めてみたいそこのあなた。まずは何を買うべきか、またどのようなポイントで選べばいいのか悩んでいませんか。
そこで、今回は登山を始めるときに最初に買うべき登山三種の神器とその選び方を紹介します。皆さんに合った装備を選んで理想のまったり、登山ライフを始めましょう!

登山の三種の神器とは?

登山の三種の神器とは、①登山靴②レインウェア③ザック(バックパック)の3つの道具のことです。
登山を始める際には少なくともこの3つを持っておく必要があります。
さらに、登山あるあるですが、「安かろう、悪かろう」でものを選んでしまうと、
登山中にトラブルに見舞われてしまうことも。
(私の友達もAmazonで格安ザックを買って、途中で破れてしまったことがありました)
次からそれぞれの道具の選び方をご紹介します。

登山靴の選び方

登山靴は、登山をする上で一番重要といっても過言ではない装備かと思います。
山の難易度に合わない登山靴を選ぶと、山岳に事故につながりかねません。

登山靴を選ぶには大まかに2つのポイントがあります。
それは、足首の長さとソールの硬さです。
コウタロウの登山靴


足首の長さについて

足首の長さについては普通の運動靴のようなローカットから、足首を保護してくれるハイカットがあります。
基本的には、足首が低いものほどレベルが低い山で高いもの程レベルが高い山に合っているというイメージです。
足首が保護されていると、重い荷物を持った時や岩場などで歩きやすいですが、その分歩きにくくなるイメージです。

コウタロウとしてはハイカット(足首が高いもの)を低い山で履いても問題ないので、ハイカットの登山靴を買うことをお勧めしています。
しかし、標高差のない山しか行かないと決めているのであれば、ローカットでもいいと思います。

ソールの硬さについて

ソール(靴の土台部分)の硬さも登山靴を決める上では大事な要素です。
履いた時にまったく曲がらない硬さから通常の運動靴よりちょっと固めかな?くらいの硬さまであります。

基本的に柔らかいものほどレベルの低い山で、硬いものほどレベルの高い山というイメージです。
岩場などでは登山靴のソールが硬い方が、岩場につま先をかけたときに力が入りやすいので登りやすくなります。また、柔らかいソールは歩きやすい一方で、力が分散しやすく重い荷物を持つことや岩場に向いていません。
登山ショップで最初に硬いソールを履いた時にはこんなんで歩けるの?と思いましたが、慣れると硬い方が歩きやすかったりします。

正しいサイズの選び方

登山靴は必ずネットなどだけでは決めずに、試し履きをすることをお勧めします。
メーカーによってサイズ感が違ったりしますので、ご注意ください。
登山は一回の山行で20㎞程度歩きます。
サイズが合わない登山靴を履いてしまうと靴擦れなどで最悪歩けなくなってしまいます。
また、靴下も併せて購入してください。登山用の靴下とそうではない靴下では全然違います。生地が厚手で靴擦れを起こしにくくなっています。

サイズの合わせ方は
1.最初に登山靴の紐を緩めた状態で靴の内側の一番先につま先を合わせます。
2.1の状態でかかとに指1本分のゆとりがあれば大丈夫。
3.つま先からかかとに足を移動させ、つま先に空間ができたら紐をきつくします。
4.上り下りをして履き心地に満足できれば大丈夫です!
  (足幅や甲の高さなどが合っているかよく確認しましょう。)

レインウェアの選び方

続いての三種の神器は、レインウェアです。
レインウェアは、雨を凌げるだけでなく、風を通しにくいため防寒具にもなります。
登山では持っていける衣服が制限される中で心強い味方です。

レインウェアの選び方として大切なポイントは2つです。
それは①上下セパレートになっているもの②耐水性・透湿性のあるものを選ぶことです。
その他、遭難した際に目立ちやすい色を選ぶのも大切です。

上下セパレートになっているものを選ぶ

まず、一番の大前提として上下セパレートになっているものを選んでください。
レインウェアの選び方でググるとポンチョ型など勧める記事もありますが、筆者は断然セパレートをおすすめします。

理由は、ポンチョなどは登山道を歩く際に木や岩に引っかかる可能性が高く怪我に繋がることも想定されるからです。
よって、登山を始める場合は上下セパレートのものを選ぶことをおすすめします。

耐水性・透湿性があるものを選ぶ

2つ目のポイントが機能面の話になります。
結論、耐水圧が20,000mm、透湿性は10,000gが良いです。
登山の有名所メーカーは大体この水準を満たしています。
また、素材も様々で有名所だと「GORE-TEX」の素材を使っているものが良いです。(高いですよー)

私は、カモシカスポーツという登山専門店のアウトレットで売っていたレインウェア使っています。

ザック(バックパック)の選び方

続いての三種の神器はザックです。ザックは登山をする上でレインウェアや水などを運ぶ重要な装備です。
ザックについては後述の通りサイズ感も大切になりますので登山専門店で買うことをお勧めします。
(Amazonで格安ザックを買って、登山の途中で壊れてしまったケースも見たことがあります。)

ザックの選び方は2つのポイントがあります。
それは、①自分のサイズにあっているもの②大きさが目的にあっているものを選ぶことの2つです。

自分のサイズに合っているものを選ぶ

実は登山用のザックにもサイズがあります、
サイズは自分の背面長と肩ベルトが自分に合っているかが大切です。

背面長(トルソー)とは、首の後ろの出っ張ている骨から、骨盤上の腰の骨までの長さです。ザックによっては調整が可能なものもあります。
メーカーによってサイズ表が異なりますので確認の上買いましょう。
参考;背面長 コウタロウのザック 

また、肩のベルトも大切です。肩の形に合っているかお店で確認してから買うことをお勧めします。
(合わせて登山のザックは腰のベルトも使って背負うので腰ベルトが合うかも確認しておきましょう。)

目的に合っている大きさ(容量)を選ぶ

登山ザックの大きさについてはどれくらいの荷物が入るかという意味でリットルで表します。
大体ですが、ざっくりとした目的別の容量の大きさは以下の通りです。
(私は元体育会系で体力にそこそこ自信があるということと結構登山に荷物を持っていきたいので大きめのものを選びがちです。)
容量目的
20L~30L夏の低山ハイキング、タウンユース
30L~45L日帰り登山。荷物の少ない小屋迫
45L~60L小屋泊
60L~テント泊

まとめ

今回は登山を始めた方向けの登山三種の神器のご紹介でした。
登山靴、レインウェア、ザックともにサイズ感が大切になりますので、
登山専門店に実際に行って、試着をしてみることが重要です。

それでは皆さんに楽しい登山ライフが訪れることを祈っています!

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プロフィール

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足立区, 東京都, Japan
20代足立区在住。バイクで登山口まで行って、まったり山登りをすることが多いです。 元高校球児で、学生から登山を始めました。今は経済団体職員をしながら休日にまったりハイキングを楽しんでいます。
▶twitter  まったり登山 コウタロウ

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