波乱の福井旅行-2日目- 敦賀観光。そしてその先に。編

2022年8月25日木曜日

コウタロウの長期休暇

t f B! P L

 8月5日。夏休みの福井旅行2日目。

1日目は波乱の幕開けでしたが、2日目からはなんとか旅行を軌道に乗せて一日目の遅れを取り戻したいところです。

2日目は、前半敦賀観光を楽しみ、後半はなんと、、、
この旅、やはり一筋縄では行きません。ぜひご覧ください。


敦賀観光をたのしむ

 敦賀駅で状況の確認

朝、9:00起床。ホテルが10:00に駅まで行く無料のシャトルバスを出しているとのことで温泉に行った後にチェックアウトの支度をしました。
その後無事にチェックアウトし、駅に向かいます。
急な予約を受け入れていただきありがとうございました。北国グランドホテルさん。



駅に到着後状況を確認しに改札に向かいました。
改札にはお知らせの掲示がありました。
北陸線敦賀~金沢はとりあえず17:00までは動かないとのこと。



今日も夕方になるまで身動きが取れないことが決まりました。
実は福井駅でバジェットレンタカーというところで4日から車を借りる予定だったのですが、行けるかすらわからない状況のため、急遽キャンセルにしました。
このバジェットレンタカーさん電話の応対も非常に親切で、事情を話したところ今回についてはキャンセル料は必要ないとの対応を取ってくれました。
ホテルといいレンタカー屋さんといい福井の方は優しいです。

さて、この後どうしようか。。
とりあえず朝食を食べていなかったため、何か探すことにしました。

 地元のスーパーで朝食の確保&実食

せっかくだから地元の食材を食べたい!
ということで、地元のスーパーに行けば敦賀港で取れた魚が売っているのでは?と思いスーパーへ行くことに。

徒歩15分程度で地元のスーパー「AL.P.L.A.Z.A」さんへ行きました。


地元の魚とサトウのごはんを調達しました。
AL.P.L.A.Z.A内にフードコートがありましたので実食。最高にうまい!
上がはまちで下が養殖鯛



朝ご飯を食べながら今日の予定を決めます。
とりあえず、17:00までは何もできないことが決まっていたので、敦賀市内を観光することにしました。

 敦賀観光開始。周遊バスチケットゲット。


敦賀駅周辺ですが、銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトに関連する像が多くありました。
作者のゆかりの地・・・などではなく、敦賀港開港100周年の時に港と鉄道のイメージから宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999の作者が一緒ということもあり設置されたとのこと。
少々強引な気も

インターネットで敦賀観光を検索したところ、観光周遊バスが走っているとのこと。
乗り場で待っているとほどなくしてバスがきました。
銀河鉄道のラッピングがされています。

車内で500円でフリー乗車券を購入することができます。
普通料金が200円なので3回以上乗れば元が取れる価格設定。
早速フリーパスを購入しました。券面も銀河鉄道とヤマトでいい感じですね。

 日本三大鳥居がある気比神宮

フリー乗車券で最初に向かったのは気比神社。
敦賀といえば、甲子園常連校の敦賀気比高校ですが、その気比はここからきていたのですね。
気比神宮の主祭神は、気比大神で「気比さん」の名で親しまれているとのこと。
気比大神は食物の神様らしいです。


入口にある大鳥居は春日大社、厳島神社とあわせ日本三大鳥居に数えられているとのことです。

気比神宮の大鳥居


また、松尾芭蕉も訪れたことがあるらしく境内には芭蕉の像がありました。
ここで松尾芭蕉は「月清し 遊行の持てる 砂の上」と詠んだそうです。
※語訳:その昔、遊行二世上人が気比明神への参詣を楽にするために運んだという白砂、その白砂を照らす月の光が何と神々しく美しいことだろう


 敦賀赤レンガ倉庫

続いては歩いて、敦賀の赤レンガ倉庫に向かいました。
昔の様子をそのまま残しており、おしゃれな感じです。
1905年(明治38年)に建てられ当時は、石油の貯蔵庫として使われたようです。

中には飲食店などがありました。


 金ヶ崎宮

戦国ファンのひとりである筆者。一番心躍らせたのがこの金ヶ崎宮でした。
時は戦国時代織田信長が桶狭間の戦いで勝ちそして室町幕府最後の将軍足利義昭を奉じて京都に入ろうとしていた頃、妹のお市の方を浅井長政に嫁がせました。
琵琶湖の北側から京都に入るルートを確保した織田信長は、無事入京します。

そこでいい顔をしなかった大名がいます。朝倉義景です。
足利義昭は元々朝倉氏に身をよせていましたが、いつまでたっても上洛しないので織田信長に頼んで京に入ったのです。
朝倉氏からしたら面白くありません。織田信長が朝倉氏にも上洛するように要請したところ朝倉氏はこれを断ります。

そして、織田は今の敦賀にあった朝倉氏の城へ攻め込むことになったのです。
それが金ケ崎城です。激熱ですね。


琵琶湖畔のある背後はしっかりと浅井氏がいましたので後顧の憂いなく、攻めていた織田信長。
そんな中、長政に嫁いだ妹のお市から織田信長のもとに陣中見舞いが来ます。
それは両端が結ばれた小豆袋でした。このことから、織田信長は背後にいる浅井氏と朝倉氏との間に袋小路になっていることを察知し撤退したとの伝説があります。

この伝説から金ケ崎宮で、小豆袋のお守りが売っていたのでついつい買ってしまいました。


バス停を降りると、早速金ヶ崎の退き口の看板がありました。
心おどります。

階段を昇ると舞台がありました。神秘的でいい感じです。


歴史に思いを馳せたところで、小腹が空いてきたので昼ご飯を食べに行きます。

 海鮮丼のお店、うお吟

とりあえずせっかく敦賀に来たんだから海鮮を楽しみつくそう!
ということで金ヶ崎から周遊バスに乗り、「お魚通り」で降車します。

うお吟というお店が美味しいらしいので、行ってみます。
バス停を降りると目の前は海。いい感じです。


バス停からすぐにお店はありました。
いい感じの外観です。

肝心な、海鮮丼はどうかというと、イクラ上に乗っていておしゃれな感じ。
味は最高においしかったです。
単純に魚の切り身を乗せた海鮮丼もおいしいのですが、うお吟さんは
スプーンで食べやすいように、立方体に切ってありました。
食べやすいし、魚の味がしっかりと楽しめて最高でした!


食べ終わると15:30くらい。
ここでいったん駅へ戻り、追加の情報がないか確認することにします。

観光後、急展開

 敦賀駅へ戻ると。。。次なる展開へ

食事を食べ終え、周遊バスで敦賀駅へ帰ることにします。
駅の改札へ行くと衝撃の情報が。。

なんと、今日明日で福井行の電車は運転停止とのこと。
これでこの旅行、電車で福井県に行くことは困難になりました。

今庄駅の様子も写真で掲示がありました。冠水しており、確かにこれでは電車は難しそう。


しかし、ここまで来たら福井に行きたい!
ということで代替え手段を模索します。

下道を調べてみると通行止め。高速道路も通行止めで難しそう。

土砂崩れで、通行止めならおそらく明日も難しいと予想。
なんとか、福井まで行けないのか。。。
と、調べていたら、岐阜経由で福井に入るコースなら行けそう。
しかし、下道で6時間とのこと。



近くのレンタカー屋を調べると軽自動車が借りられるとのこと。
正直かなり悩みました。。
しかし。。。


借りました!借りてしまいました!
出発は夕方17:00。

そしてこの日、6時間運転し、午後11時に福井駅のホテルに到着したのでした。
(ずっと運転していたので、撮れ高0です。くぅ~しびれる。)

ということで2日目はここまでになります。
次回は26日土曜日の夕方に更新の予定です。

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プロフィール

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足立区, 東京都, Japan
20代足立区在住。バイクで登山口まで行って、まったり山登りをすることが多いです。 元高校球児で、学生から登山を始めました。今は経済団体職員をしながら休日にまったりハイキングを楽しんでいます。
▶twitter  まったり登山 コウタロウ

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