2022年5月4日(土)
山梨県の大菩薩嶺に行ってきました。
この日は天気もよく、登山日和でした。
大菩薩嶺自体はかなり地味目でして、大菩薩峠の方が眺望的にはよかったです。
また、大菩薩嶺~大菩薩峠の稜線歩きはとてもよかったです。どうぞご覧ください。
大菩薩嶺の概要
今回の大菩薩嶺山行コースタイム
砥山(9:10)=上日川峠(9:18)=ロッヂ長兵衛(9:24)=福ちゃん荘(9:45)=避難小屋(10:49)=大菩薩峠(11:00)=妙見ノ頭(11:43)=大菩薩嶺(12:11)=福ちゃん荘(12:37)=上日川峠(12:50)=砥山(12:55)
大菩薩嶺について
大菩薩嶺は日本百名山の1座になります。標高は2,057mで、山梨県甲州市と北都留郡丹波村に跨る名峰です。
「大菩薩」と立派な名前ですが、源義光※1が道に迷ったところ木こりが現れて大菩薩峠まで導き消え去ったことから義光が「八幡大菩薩」と唱えて感謝したことからきているということです。
※1 源義光 平安時代後期の武士。貴族の時代から武士の時代になる狭間に生きていた方ですね。兄には源義家(八幡太郎)や源義綱(加茂次郎)がいます。
※2 八幡大菩薩 日本神道の八幡神(武神)が神仏習合され八幡大菩薩が神の姿となり八幡神として現れたと考えられた。
大菩薩嶺の植生について
5月の大菩薩嶺ではそこまで多くの植生は見られなかったと思います。
大菩薩嶺山行の概要
臨時駐車場から上日川峠登山開始
通常ですと、上日川峠から登山が始められますが、この日はゴールデンウイークの中日。駐車場が満車でしたので警備員さんに案内されるがまま大菩薩湖北駐車場に駐車しました。
ロッヂ長兵衛があり、賑わっていました。
上日川峠から福ちゃん荘へ
上日川峠から登山を開始し、福ちゃん荘を目指します。
この日は快晴で登山日和でした。
大菩薩嶺登山道に突入します。
福ちゃん荘は80年以上の歴史を有する山荘。今上天皇も利用したことがあるとか。
初代の名前が福太郎さんだったため福ちゃん荘なんでしょうね。
福ちゃん荘から雷岩を目指す。
福ちゃん荘から大菩薩嶺~大菩薩峠の稜線上にある雷岩を目指していきます。
大きな案内看板がありました。
今回は唐松尾根~雷岩~大菩薩峠~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~下山の流れですので、もちろん唐松尾根方面へ。
到着!福ちゃん荘から大体50分くらいでした。
(そこそこ早いタイムだと思います。)
雲もなく、澄んだ青空に富士山。とても良いです。
雷岩の由来は丁度雷雲の通り道だからだとか。
空中散歩といった感じ。
稜線歩き中はずっと富士山が見えています。
稜線自体が美しい。
稜線側面には市街地や、大菩薩湖があり、一望することができました。
20分程度歩くと避難小屋到着。
賽ノ河原という名前もあるらしいです。道が整備される前の旧峠だったらしいです。
なぜこの名前が付けられたか由来は不明ですが、賽の河原といえば一般的には、地獄で親よりも先に亡くなった子供が石を積み上げ続ける場所。
周辺にはいくつもの石が積み上げられたオブジェクトがありました。
大菩薩峠まであと少し。
そのまま降りるルートもあるのですが、今回は稜線歩きを存分に楽しみたいということで
来た道を引き返し雷岩から大菩薩嶺に登って下ります。
大菩薩峠~雷岩から大菩薩嶺→下山。
大菩薩峠から来た道を引き返して、雷岩までいきます。
30~40分程度で雷岩まで到着。
大菩薩嶺まで行きます。
雷岩から大菩薩嶺までは樹林帯の中をいく感じでした。
行きの時はしんどかった道も下りはスイスイ降りられます。
40分程度で下山。
大菩薩嶺。コースタイムも短く雷岩までの急騰はきつかったですが、それ以上に稜線歩きが楽しめるとてもいい山でした。皆さんもぜひどうでしょうか。
おまけ;温泉
塩山駅ちかく廣友館にいきました。
大菩薩峠から車で30~40分程度。塩山駅近くの廣友館(こうゆうかん)に行きました。
明治36年創業で119年目になる歴史ある温泉です。
少々設備が古い面もありましたが趣のあるいい温泉でした。
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